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加圧トレーニングと筋肉量の増加について

2023.11.24

加圧トレーニングの特徴にひとつに、一般的なトレーニングよりも低い負荷で高い筋肉の応答を引き出すということがあります。

その仕組みは、加圧ベルトを巻くことにより筋肉への血流が制限されるため、筋肉が低酸素状態に置かれます。

 

 

上肢7

 

低酸素状態では、筋肉がより効率的に酸素を利用するようになり、筋肉の耐乏性を高めます。

 

血流制限による低酸素状態が、筋肉内の代謝産物(例:乳酸)が蓄積させます。

 

それら代謝産物によるストレスは、筋肉の成長と修復を促進するシグナルとして機能します。

 

 

 

 

また、加圧トレーニングは、筋肉の成長と修復に関与するさまざまな成長因子(例:IGF-1)の局所的な放出を促進します。

 

これらの成長因子は、筋肉の合成と筋繊維の太さを増加させる重要な役割を担います。

 

 

 

そして、加圧トレーニング後、筋肉は損傷から回復し、以前よりも強くなる過程(超回復)を経ます。

 

これにより、筋肉の体積と強度が徐々に増加します。

 

これらの過程では高栄養、高たんぱくの状態が望ましいです。

 

 

また、加圧トレーニングは、筋肉繊維のタイプを変換する可能性があります。

これにより、より耐乏性が高く、効率的な筋肉繊維が増加します。

 

 

そして、加圧トレーニングは、テストステロンや成長ホルモン(前回のブログ記事参照)などの筋肉成長に関連するホルモンの分泌を増加させることが示されています。

これらのホルモンは、筋肉の成長と修復を促進します。

 

 

まとめると、加圧トレーニングによる筋肉量の増加は、低酸素状態の作成、代謝ストレスの増加、成長因子の放出、筋肉の超回復、筋線維のタイプの変換、そしてホルモン応答の増強によって実現されます。

 

加圧トレーニングによるこれらの生理学的な変化は、筋肉量の増加と筋力の向上に寄与し、健康とウェルビーイングの向上を促進します。

 

 

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