加圧トレーニングの基礎知識③
2017.02.06
今回は加圧トレーニングとダイエットとの関係についてです。
古今東西、さまざまなダイエット方法が紹介されては消えていくといったことはご存知のことと思います。
ただ、その中でも王道といわれるダイエット方法が、「食事による摂取カロリーを減らしながら、適度な運動をして筋肉量を減らさずに体脂肪を減らす」といったことで、この考え方は反対意見も少なく、いわゆるダイエットの基本的な考え方だと思います。
そこで、その「王道ダイエット方法」と「加圧トレーニングのダイエット」の考え方について考察してみます。
摂取カロリーの問題は次の機会にするとして、今回は王道ダイエットの「適度な運動をして筋肉量を減らさずに体脂肪を減らす」ことに注目し、加圧トレーニングの場合と一般的な場合との違いを考えてみます。
まず、王道ダイエットの筋肉を減らさないといった考えは筋肉の量が基礎代謝に密接に関係し、消費カロリーを減らさない要因の一番に上げられるからだと思います。
また、消費カロリーを増やすためにさまざまな運動も推奨しています。
そこで一般的なダイエットではどのような運動を選択されてるでしょうか。
老若男女問わず出来るダイエットの運動方法としてウォーキングやジョギング、水泳といった有酸素運動を思い浮かべる方が多いと思います。もちろん有酸素運動をすることによって脂肪を燃焼することは間違いありません。
また、男性や若い方ならスポーツジムに行って筋トレやスタジオでのエアロビクスなどを選択される方も多いと思います。
ただ、これらの運動を通じて効果的にダイエットが成功したという話もさほど多くないような気がします。
なぜなのでしょうか。
考えられるひとつの要因として、有酸素運動によって筋肉量が減る可能性があるということです。
ボディビルダーが減量のためにジョギングやウォーキングを取り入れないことは事実です。
有酸素運動による筋量の減少が怖いからです。
また筋量の減少が基礎代謝の減少につながり、消費カロリーもマイナスになる可能性が考えられます。
筋肉は速筋と遅筋にわけられ、ウエイトトレーニングで鍛え発達させることが出来るのは主に速筋です。
有酸素運動のやりすぎは筋肉の速筋を遅筋に変化させます。
遅筋が発達しているのはマラソンランナーのような身体です。
筋肉量だけの話だけならボディビルダーとマラソンランナーの筋肉量、また基礎代謝量も含めて比べてみると圧倒的にボディビルダーのほうが消費カロリーは多いといえます。
また有酸素運動のやりすぎによってUCP3という安静時においてもエネルギーを消費するたんぱく質が減るという報告もあります。
(速筋にUCP3は多く含まれます。)
すなわち長期間で激しい有酸素運動による筋肉の遅筋化は有酸素のみでダイエットに成功した場合、有酸素運動を続けていればいいのですが運動を止めるとリバウンドしやすくなるかもしれません。
また有酸素運動の代表的な水泳も少々問題が指摘されています。
それは体幹部の筋力の問題です。
プールで運動をした後、プールから出ると身体が重くなるような感じがあります。
泳いでいる間、水の浮力により体幹を安定させることが出来るのですが、プールから上がると抗重力下のなかで姿勢を保持する必要が出るので体幹部の筋力が必要となり身体が重く感じます。
水の抵抗下において四肢を動かすのはトレーニングとして効果もあり、体重のかかり方が少なくなるため膝や腰が悪いかたにはすばらしい運動ですが、体幹部への働き方が弱くなるマイナス面もあるということも知っておいてください。
そこで加圧トレーニングのダイエットにおける有効性です。
まず、速筋に対してのトレーニング効果がすばらしいことです。
通常であれば軽い負荷でのトレーニングでは速筋よりも遅筋が主に活動し、筋肥大や筋力増強が起こりません。
しかし加圧トレーニングでは負荷が小さいにもかかわらず、多くの筋群が働きます。
筋肉内の酸素供給の減少と疲労物質のクリアランスの阻害により多数の筋群にメカニカルストレスが加わることにより、速筋の筋量も増え基礎代謝も上がることになります。
そのうえ加圧トレーニングでは成長ホルモン等内分泌系の働きも大きくダイエットに関係しますが、この続きは次回のブログで。
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