～栄養の基本（ダイエットのために知っておきたいこと）～③
2021.11.15
「タンパク質とは その１」
タンパク質は英語でプロテインといい、語源はギリシャ語の「プロティオス（一番大切なもの）」といわれるように非常に大切な栄養素になります。
人間の筋肉・臓器・皮膚・毛髪・血液など大部分はタンパク質で構成されています。
人間が生きていくうえで必要なこととして「反応がカラダで起こる」ということが重要になります。
その反応に必要なものが「酵素」です。例えば消化酵素は消化の反応に必要な酵素のことで、その酵素の材料になるのがタンパク質（正確にはアミノ酸）、つまりタンパク質はカラダの反応を引き起こすためにも重要です。
その他、ホルモン・免疫の原料にもなります。
また、タンパク質は一定期間で分解・排泄・補充を繰り返しているため、常に適量のタンパク質を摂取することが重要になります。
厚生省の指針として体重１キロあたり０歳時では2.6～2.7ｇ、発育期では1.77ｇ、成人は1ｇ、高齢者は1.1ｇが筋肉を維持するために必要なタンパク質の量です。
そこで、トレーニング時におけるタンパク質の摂取目的量はエネルギーが必要で、消費カロリーも増えているので1日あたり体重１ｋｇあたり２ｇ以上が必要になります。
タンパク質の構成成分であるアミノ酸については次回。
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