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加圧トレーニングとファスティング 

2015.10.20

加圧トレーニングを希望される方の目的として多いのが「ダイエット」です。
ダイエット方法としてカロリー制限や糖質制限など比較的王道とされるダイエット法やちょっと過酷な感じがあるファスティング(断食)などが有名なのですが、そのなかで「ファスティング」を科学的に掘り下げてみます。

加圧トレーニング指導中などファスティングについて質問されることも多かったのですが、自分自身の勉強不足のせいもあり、ただのきつめのカロリー制限くらいにしか考えてなく、「当然食べなければ痩せるよね」という感じの説明をしておりました。
しかし、最近、ダイエット、アンチエイジングなどの体の本質を細胞レベルから勉強し直そうとと思い調べてみると、思いがけなく様々な新しい理論や発見があった事を知りました。
そのなかで、飢餓状態(ファスティング状態)がミトコンドリアやタンパク質の分解、合成などに関係するという興味深いことだらけでした。

 

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加圧トレーニング後の栄養摂取としてタンパク質の摂取を筋力アップのために勧めていたのですが、基本的な考えとしてたんぱく質の量として最低体重1kgあたり1gが基本でバルクアップ時は2gくらいです。また、1日あたり一般的な体型のヒトなら60~40gのたんぱく質摂取が標準と考えられております。
そこでバルクアップ時のことは置いておいて、通常のタンパク質合成に関係するアミノ酸摂取は食事からだけなのかということを考えてみます。

例えば筋肉はだいたい1ヶ月に60%が入れ替わり、残りの40%は6ヶ月で入れ替わると言われております。
現在私の体例えますと、体組成計では筋肉量は52.6kgになってます。
簡単に計算すると約180日で筋肉が入れ替わるとして1日あたり約290gのアミノ酸が必要になるわけです。
細胞を若く、元気に保つためには細胞を新しくする必要がありますが、摂取量を一般的な摂取量70gとしても200g以上不足します。

そこで効いてくるのが「オートファジー」という人体のシステムで、実は自己細胞内でタンパク質をアミノ酸にまで分解し再合成するといったリサイクルが行われています。

また、量だけで言うと食事で摂取するアミノ酸の量よりも不足分になる分解産物のアミノ酸の方がはるかに多くなるということは、タンパク質分解は食事より重要であるということにもなります。
このあたりは、今までの常識とちょっとかけ離れた感じがします。

では食事よりも注目すべきたんぱく質の分解・合成に関するオートファジーはどのように行なわれるのでしょうか。

分解方法としては 選択的タンパク質分解系としてユビキチン・プロテアソーム系と非選択的なオートファジーに分けられますが分解すべきタンパク質に対して働くのはユビキチン・プロテアソーム系でなんでも分解する(ミトコンドリアなども含め)のがオートファジーになります。

そのオートファジーのシステムをもう少し詳しく見てみると、人間の体は細胞内のタンパク質の新鮮さを保つために常に入れ替わっていますが、基底レベルのオートファジーはその重要な担い手であると考えられています。お風呂の水を継ぎ足しながらあふれさせてきれいにするように、一定レベルの状態を保っています。

次にオートファジーが激しく機能する場合があります。
それが細胞が飢餓状態になるときで、いわゆるファスティング時になります。
食事から栄養がとれないときは、細胞は自身の一部を過剰に分解してそれを栄養素として必要なたんぱく質の合成を行っています。
また、同時に古くなったミトコンドリアなども分解したりするみたいで、細胞内の若返りとしても効果があります。
マウスの実験では24時間の飢餓状態後に著しいオートファジーの状況が現れると報告されています。

勿論、基本的な考えとして、トレーニング後のプロティン摂取や糖質摂取など筋肉を大きくビルドアップするための栄養摂取も大事ですが、こういった新しい発見が続くことにより、今まで常識と言われたことから、食事を取らない(ファスティング)ということについても考慮していくことが必要と考えます。
たんぱく質を新しくし、エネルギー発生源でもあるミトコンドリアの再生、増殖を促す方法があるのであれば、アンチエイジング的またボディメイキング的にも今後選択肢としてファステイングを取り入れてもいいのではないでしょうか。

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