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加圧トレーニングと美容効果について

2018.04.11

美容に効果があるといわれる「コラーゲン」

 

 

ヒトの身体を構成しているたんぱく質のうち約30%がコラーゲンで、皮膚などは約70%を占めています。

 

また、表面上に見える皮膚だけでなく表皮と真皮をつなげるコラーゲンや真皮組織、筋膜、筋肉、骨にも含まれています。

 

 

ただ、どうしても加齢によりコラーゲンが減少し、作る力も衰えてくるためお肌の弾力性が落ちてきたり、しわが増えてきたりするわけです。

 

 

そこで、「加圧トレーニング」です。

 

 

加圧トレーニングを行うことにより、大量の「成長ホルモン」が分泌されることはご存知のことだと思いますが、この成長ホルモンがコラーゲンの合成に関与します。

 

成長ホルモンも加齢により分泌されにくくなるのですが加圧トレーニングにより両方が解決することになります。

 

ただ、成長ホルモンの分泌によりコラーゲンの合成が盛んになっても、そのコラーゲンの元となる材料がなければお肌など美容効果も期待できません。

 

そこでコラーゲンを摂取する必要があるのですがコラーゲンとはどのようなものに含まれているのでしょうか。

 

 

一般的によく言われているのが「手羽先」や「ふかひれ」、「豚足」や「アンコウ」など有名なものも多くありますが、結局はコラーゲンはたんぱく質でできています。

 

そして、販売されているコラーゲンは豚や鶏から取れたものや魚から取れたものです。

 

 

 

また、たんぱく質は細かく分けるとアミノ酸に分解されます。

 

そのなかでも身体の中で合成することができるアミノ酸を非必須アミノ酸、身体の中で合成できないアミノ酸は食事から取る必要があるため必須アミノ酸と呼ばれています。

 

コラーゲンは栄養価が高い食品という感じがしますが、その「必須アミノ酸」のなかのトリプトファンというアミノ酸の含有率がゼロです。

 

つまりコラーゲン単体ではアミノ酸スコアという点数付けでは0点になり栄養価がないと判断されます。(あくまで単体の栄養価としてです)

 

そしてたんぱく質であるコラーゲンも腸から吸収されるときはそのままでは分子量が大きいためアミノ酸まで分解された後吸収されます。

 

そのため「コラーゲン」として食事をとったり「コラーゲン」のサプリを飲んでコラーゲン摂取を努めるのも間違いではありませんが、普通に動物性のたんぱく質をとっても十分にコラーゲンの生成としての効果はあります。

 

 

 

それでも「コラーゲンをそのまま取りたい!」と希望されるのであれば、特別なコラーゲンのサプリメントは価格が高めの傾向になるので、食用のゼラチンなどをアマゾン等で購入するのも費用対効果として十分期待できます。

※ゼラチンは1000gで3000円くらいで販売されていますが、サプリメントになると安いものでも1か月分1日あたり1gで合計30gで1620円になります。サプリメントではコラーゲン以外のものも含まれているため単純比較はできませんが・・・。
(ゼラチンは、コラーゲンの熱変性物質であるため、そのアミノ酸組成はコラーゲンとほぼ同じです。)

 

また、コラーゲンの合成には「ビタミンC」も必要になってきますので、十分な量(個人的な考えでは1000mg以上をお勧めしています)摂取していただきたいです。

 

この場合、食事からだけでは十分なビタミンCをとることができないので、サプリメントからの摂取をお願いしています。

 

まとめると、加圧トレーニングによるコラーゲンの合成に期待するのであれば、成長ホルモンがしっかり出るような加圧トレーニングと材料になるたんぱく質または材料としてのコラーゲン、あとビタミンCを積極的に摂取するように複合的な考えを持ってください。

 

 

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