タバタプロトコルと加圧トレーニング
2015.02.06
当施設の加圧トレーニングでは経験者では四肢の加圧トレーニングを行う前に体幹トレーニングや高強度のトレーニングを行うときに「タバタプロトコル(タバタトレーニング)」を用いることがあります。
タバタプロトコルとは田畑泉博士の名前にちなんでつけられたもので、日本のスピードスケート・ナショナルチームのトレーニ ング方法として開発され、超高強度の運動20秒に10秒の休息をはさむ形式を8回繰り返し、無酸素運動能力と有酸素運動能力両方を向上させるためのトレーニングです。
HIIT法ではスプリントなど走力などを基本としたものでしたが、タバタプロトコルではウエイトトレーニングやシットアップなど体幹トレーニングなどにも応用でき効果はあるが過酷なトレーニングになります。
タバタプロトコルとしてのウエイトトレーニングの方法としてはベンチプレスやスクワット、レッグプレスなど全てのウエイトトレーニングで可能になります。通常は8~12セットで限界となる重量でウエイトトレーニングの最初のセットを行うのが基本ですが、タバタプロトコルではそのウエイトの50~75%を使用します。
出来るだけ全速力で20秒間トレーニングを行い10秒の休息ではHIIT法ではアクティブレストで動きながら休息をとるところ、タバタプロトコルでは完全休息10秒となります。また8セット行うトレーニングを同一種目でも複数種目でも可能なため無限のトレーニングプログラムを組むことが出来ます。
欧米ではとくに人気のあるプロトコルでYoutubeなどでもトレーニング動画が多数あがっています。またタバタプロトコル用タイマーやiphoneアプリ(TABATA TIMER)など有料、無料のものとか多数あります。
持久力強化や脂肪燃焼能力が高まり、爆発的パワーも高まるトレーニングなのですが、当施設でお客様に「今日は久しぶりにタバタプロトコル、行きましょうか?」というと必ず嫌な顔をされます。