加圧トレーニングと栄養摂取②
2017.10.27
前回のブログでダイエット目的の加圧トレーニングであれば、タンパク質摂取の量は体重1kgあたり最低1.0g以上で糖質を制限している分、自然とタンパク質摂取割合が増えているはずなのでプロティン摂取までは必要ではないとお伝えしました。
タンパク質摂取の割合が増えてくるとエンゲル係数もあがってくるので、追加でプロテインまで飲むとなると少々お財布にはやさしくありません。
しかし、追加でもう少々負担していただけるのであればサプリメントとしてのプロテイン摂取などもお勧めできます。
人間の身体はタンパク質でできています。
そのタンパク質はアミノ酸が様々な形で組み合わされたものになります。
人間の身体は20種類のアミノ酸で出来ていてそのうち9種類が自分の身体で作り出せない必須アミノ酸と呼ばれています。
その9種類の中でBCAA(分岐鎖アミノ酸)というアミノ酸があります。
「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という3種類のアミノ酸で出来ていて筋タンパクの16%にあたります。
このBCAAが様々な効果を発揮するんですが、ダイエットに関するところでは体脂肪を減らすという働きがあります。
安静時における基礎代謝の向上や食欲を減らす働きや、満腹ホルモンであるレプチンの働きを高めることがあります。
BCAA単体でサプリメントとして摂取するのも勿論お勧めできますが、ここではBCAAが含まれるプロテインの摂取を考えてみます。
ご存知の通りプロテインというのは食物からタンパク質を抽出して粉にしたものをプロティン(プロティンパウダー)と呼びます。
余計な脂などが含まれていないため消化しやすく胃腸に優しくなっています。
プロティンにも元々の原料によってホエイプロテインやソイプロテイン、カゼインプロテインなどが有名です。
一般的にはダイエット目的の場合腹持ちが良いという理由でソイプロテインを選ぶ方が多いです。
また、ダイエット目的で売られているプロテインはほとんどがソイプロテインになります。
しかし、ダイエットにも効果があるBCAAを多く含むプロテインはホエイプロテインです。
トレーニングなしの場合において「ホエイプロテイン摂取群」と「ソイプロテイン摂取群」と「炭水化物摂取群」での体重や体脂肪を継続して研究した結果「ホエイプロテイン摂取群」がもっとも体重、体脂肪、ウエストサイズの減少が高かったという報告もあります。
このように書いていくと「ホエイプロテイン」が最も効果が高そうですが、「ソイプロテイン」にもホエイに少ない「アルギニン」というアミノ酸が多いという利点もあります。
アルギニンは身体の中で一酸化炭素を出すことによりダイエットに関することでいえば「成長ホルモン」の生成に関与したり脂肪を燃やす酵素の働きを高めたり、運動のエネルギー源になるように働きます。
したがって、プロテインを最も効果的に飲むのであれば、運動後や朝には「ホエイプロテイン」また就寝前には「ソイプロテイン」との飲み分けるのが理想だと思います。
まあ、少々面倒ではありますが・・・。
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