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加圧トレーニングの基礎知識②

2017.02.01

一般的に高強度の筋トレをすると「筋肉のパンプアップ」することはトレーニング経験者であればご存知のことと思います。

このパンプアップの仕組みはトレーニングにより乳酸や水素イオンなど疲労物質が溜まることにより、筋肉内の浸透圧が高くなり、活動筋の末消血管系から筋組織への血漿の移動が発生して起こることをいいます。

一般的な筋トレでも勿論発生しますが、だいたい高強度のトレーニングでも数十分から1時間くらい必要になります。

 

筋肉

 

そこで加圧トレーニングではどうでしょうか。

 

加圧トレーニングでは通常のパンプアップに必要なトレーニング量(重量・時間)よりはるかに少ない時間でパンプアップが発生します。

 

レジスタンストレーニング サンドバッグを担いでのTRXランジ

その仕組みは加圧トレーニングでは末梢の筋活動のために流れ込む動脈血よりも心臓に戻ろうとする静脈血が加圧ベルトを巻くことにより血流制限が発生し、うっ血が認められ筋体積の上昇にも関与し、さらに筋肉への酸素供給も不足し通常より軽い重量でも強い筋疲労が起こり筋肉に疲労物質が貯留します。

そのため筋肉内の浸透圧が上昇し筋肉に水分が流れ込み短時間でパンプアップが発生します。

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このような加圧トレーニングによる疲労物質をためるような化学的刺激も勿論筋肥大に効果があります。

 

したがって、加圧トレーニングの効果を最大限に出すためには「ゆるいトレーニング」ではなく負荷は軽くても「きついトレーニング」でパンプアップする必要があるといえます。

 

 

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