Keiser Functional Trainer (カイザーファンクショナルトレーナー)× Velocity-Based Training(VBT)なぜこの組み合わせが最適なのか?
2025.02.13
一般的にはあまり聞きなれないトレーニング方法ですが、Velocity-Based Training(VBT)というトレーニング方法があります。
Velocity-Based Training(VBT:ベロシティ・ベースド・トレーニング)とは「トレーニングの重さ(負荷)を動作のスピードに合わせて調整する方法」です。
つまり、どれくらい速く動かせるか?を基準にして負荷を決めるトレーニングになります。
一般的な筋トレでは、「何kgのダンベルを持ち上げるか」が重要視されますが、VBTでは、「どれくらい速く持ち上げられるか」を測定し、それに基づいてトレーニングの負荷を調整します。
POWER=FORCE(筋力)×VEROCITY(スピード:速度)
簡単に説明すると、筋肉を鍛えながらその筋肉にスピードを持たせるトレーニングがVelocity-Based Training(VBT:ベロシティ・ベースド・トレーニング)になります。
Velocity-Based Training(VBT)は、トレーニングの負荷を挙上速度に基づいて調整する方法であり、アスリートの競技力向上に非常に効果的なトレーニング手法です。
特に、ゴルフや野球のようなスピードとパワーが重要なスポーツでは、VBTを正確に実施できるトレーニング環境が不可欠です。
そこでKeiser Functional Trainer(カイザーファンクショナルトレーナー)です。
Keiser Functional Trainerは負荷とスピード(正確にはVelocity)を常に計測し、今行ったトレーニングの仕事量(POWER)が表示されます。
負荷が同じであれば、トレーニング速度の変化としてリアルタイムに計測結果が毎回表示されます。
ゴルフや野球その他のスポーツで重要になる身体作りは、ただ筋トレで強くなるだけじゃなく、スポーツでは「速く動くこと」が大事になります。
例えばゴルフのスイングスピードを上げる、野球のバットスイングを速くする、サッカーのダッシュを速くするといったパフォーマンスアップには常に速さ(Velocity)が必要です。
・Velocity-Based Training(VBT)における負荷の最適化とKeiser Functional Trainer(カイザーファンクショナルトレーナー)の関係
VBTでは、トレーニング中の挙上速度を測定し、適切な負荷を調整することが重要です。
しかし、従来の重量ベースのトレーニング(Percentage-Based Training, PBT)では、固定された重量を使用するため、リアルタイムの調整が難しいという課題がありました。
Keiser Functional Trainerは「空気圧レジスタンス」により、一般的なウェイトスタック式マシンやバーベルと異なり、空気圧を利用した負荷調整が可能です。
これにより、VBTが求める「リアルタイムの負荷調整」をスムーズに行うことができます。
・Keiser Functional Trainerのリアルタイム負荷調整のメリット
ボタン一つで負荷を即座に変更可能出来ます。
すなわち、ウェイトプレートの付け替えが不要になりトレーニング中に負荷を微調整しながら最適なVBT環境を作れます。
・速度低下に応じた負荷調整が可能
VBTでは、速度低下率(Velocity Loss %)を指標に、疲労管理を行うことが出来ます。
Keiser Functional Trainerなら、速度が落ちすぎた場合に負荷を軽減し、最適な速度域でのトレーニングを継続できる。
・慣性の影響が少なく、等速負荷が可能
フリーウェイトやウェイトスタックは慣性の影響を受け、特定の動作範囲で負荷が軽減されることがある。
Keiser Functional Trainerは、負荷が一貫して均等にかかるため、トレーニング全体を通して一貫したVBTが実施可能になります。
・スポーツ特異的な動作に対応できる
VBTでは、「競技に特異的な動作を強化する」ことが求められます。
Keiser Functional Trainerは、フリーモーションのケーブル式マシンであり、実際の競技動作に近い形で負荷をかけながらトレーニングできるという大きな強みがあります。
・ゴルフ・野球などのスイング動作に最適
従来のバーベルやマシンでは、スイングや投球などの複雑な回旋動作に適した負荷をかけるのが難しいという課題がありました。
Keiser Functional Trainerなら、以下のようなスポーツ特異的な動作を強化できます。
例)ゴルファー向け VBTトレーニング
スイング動作を再現したトレーニング
クラブヘッドスピード向上
体幹と下半身の連動性強化
スムーズな加速・減速コントロール
例)野球選手向け VBTトレーニング
バットスイングのスピード強化
投球時の腕の加速力アップ
走塁や守備の瞬発力向上
下半身・股関節の爆発的パワー向上
・筋疲労を管理しながら安全にトレーニングできる。
VBTでは、筋疲労を適切に管理することが、競技パフォーマンス向上のカギとなります。
VBTの代表的な指標である「速度低下率(Velocity Loss %)」を基準に、トレーニングの強度や回数を調整することで、過度な疲労を防ぎながら効果的なトレーニングを行えます。
VBTでは、単に重いものを持ち上げるのではなく、「速く動かすこと」を重視するので、スポーツで必要なスピードやパワーが向上します。
「競技力を向上させたい」「スイングスピードを上げたい」という方は、ぜひ一度、Keiser Functional Trainer × VBTを体験してみてください。