加圧トレーニングと栄養摂取①
2017.10.25
加圧トレーニングを行うにあたって、目的に応じた栄養摂取が必要になってきます。
数回にわたり、ダイエット目的の栄養摂取の方法から筋力UPのための栄養、食事方法まで様々な観点からお伝えします。
はじめに、ダイエット目的で加圧トレーニングを選ばれたかたの栄養摂取です。
ダイエット目的なので食べなきゃ痩せていくのは当然です。
しかし、健康的にやせるとなると栄養摂取の戦略が必要になります。
何を食べるべきか、何を食べないべきか、またどのくらい必要かを知ることにより効果的な加圧トレーニングによるダイエットが達成できると考えます。
まずは、基本的な考え方です。
加圧トレーニングにかかわらず全ての運動は筋肉に対してストレスをかけるという行為になります。
そのストレスに対応するように筋肥大や筋力の増強といった反応が現れます。
当然、筋肥大などが行われるためには筋肉量が増加するわけですが、その筋肉増加分の栄養、つまり材料が必要になります。
筋肉の材料となるのはタンパク質。運動後の休養時に充分な栄養状態、すなわちタンパク質が身体に満ち溢れた状態が理想になります。
特に運動後、またそれに続く48時間くらいはタンパク質が筋肉に変わる筋タンパク合成も亢進しています。
ではどのくらいタンパク質を摂ればいいのでしょうか。
厚生労働省の出している日本人の食事摂取基準(2015)によると推奨量として20歳以上の男性であれば1日あたり60g、女性では1日あたり50gとなっております。
また、様々な研究からアスリートや運動習慣がある場合は体重1kgあたり1.2~2.5gのタンパク質摂取が必要とされています。
当施設ではダイエット目的の場合において、加圧トレーニング後のタンパク質摂取について体重1kgあたり1.0gぐらいを最低ラインとして摂取をお願いしています。
その理由はダイエット中において糖質の摂取制限をお願いしている関係でタンパク質、脂質の摂取が多くなります。
糖質制限を行いながら満腹感を感じる食事内容にするためには高タンパク食になる傾向になります。
そのため、卵や肉類、魚などや大豆をはじめとする豆類などをしっかり摂っておいただく食事内容になるため追加のプロテインまでとる必要はないかと感じております。
しかし、もう一歩踏み込んでタンパク質摂取の考え方をアミノ酸レベルにまで進めていくと様々な栄養摂取の戦略も考えられますが、詳しくは次回に・・・
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