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加圧トレーニングをトレーニングの原理・原則から考えてみます。②

2016.11.08

今回はトレーニングの原則というものと加圧トレーニングについて考えてみたいと思います。

 

身体つくりを行う上で必ず必要になってくるものに「トレーニング原則」というものがあり、大きく分けて5つあると言われています。

そこで個別の原則について加圧トレーニングに照らし合わせた場合においてどのような考え方が必要かを考えてみます。

レジスタンストレーニング ベンチ台でのボクササイズ

 

 

①全面性の原則

 

トレーニングというのは一部分だけを行うものではなく全身まんべんなく鍛える必要があり、筋力だけでなく柔軟性やその他バランスよくトレーニングすることにより目的とするパフォーマンスアップにつながるというものです。

加圧トレーニングに当てはめると、加圧トレーニングは四肢にベルトを巻いてトレーニングするわけですが、上肢、下肢だけの加圧トレーニングだけでなく体幹部へのトレーニングも必要になります。

また、加圧トレーニングだけにとらわれず様々なトレーニング技術を併用するのも相乗効果を期待できます。

レジスタンストレーニング バランスボール上でのクランチ

 

 

②個別性の原則

 

トレーニングするにあたって性別や年齢、体力・技術レベル、競技種目であればその競技の独特の動き方など、各個人に合ったトレーニングを行わなければならないというものです。

加圧トレーニングに関しては、加圧トレーニング経験というのも重要な因子になります。

全くの加圧トレーニング初心者と長期間に渡る加圧トレーニング経験者ではかなりトレーニング内容に差が出ます。

これは、筋力の有無やスポーツ経験、性別、年齢を超えて最も考慮する必要があるものだと思います。

ペグボード

 

③漸進性の原則

 

トレーニング強度や技術というのは体力や技術の向上に伴いトレーニング負荷や技術(課題)を徐々に上げていく必要があります。

同じトレーニングを継続してもその効果は頭打ちしてしまいます。

加圧トレーニングではトレーニング強度を上げていくことはどうなのでしょうか。

加圧の効果を上げるために、装着圧や設定圧を高めていくという考えもありますが、無理をすると血栓を生じたりといった事故の可能性もあるかもしれません。

そこで当施設の考え方は、加圧ベルトを巻く前にしっかりとしたウエイトをかけたトレーニングや伸張刺激を充分に考えたトレーニングなど、ある程度筋組織に物理的な刺激を加えることの強度で漸進的に負荷を変えていくようにしています。

レジスタンストレーニング スクワット

④意識性の原則

 

今行っているトレーニングはどこの筋肉を鍛えているか、または動かしているかとか、どのように動かすことにより効果的な刺激が与えられるかといった、しっかりとしたトレーニングの目的を意識することが重要になります。

加圧トレーニングを行う場合はベルトによる圧のための苦しさや、たまに痺れなどを感じるために例えば上肢の加圧トレーニングであれば上肢を全く動かさない場合でもきつさを感じることがあります。

また、軽い重量での運動も当然きつくなります。

動かしている筋肉を意識するとともに加圧の目的、効果を知った上でトレーニングを行うことが重要になります。

レジスタンストレーニング BOSU利用のスプリンターズ ダッシュ

⑤継続性の原則

 

運動の効果を得るためには1回行ったからといって効果が現れるわけではありません。

反復、継続することによりトレーニング効果が現れます。

この原則も加圧トレーニングにおいても全く同様です。

ダイエットやスポーツのパフォーマンスアップについても加圧の効果を得るためには継続する必要が有り、最低でも週1回以上、出来れば週2、3回が最も効果の現れる頻度だと思います。

レジスタンストレーニング ペックフライ

 

———-今回のまとめ———————–

 

加圧トレーニングを効果的に行うためにもトレーニング原則を守って行うようにしましょう。

 

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