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加圧トレーニングと栄養摂取③

2017.10.28

加圧トレーニングによる身体の変化にはタンパク質が重要だと前2回に分けて理由を書かせていただきました。

 

今回はそのタンパク質が身体の中で代謝という形によって筋肉や骨、皮膚とあらゆる形に変化していくわけですが、そのために必要なビタミンと酵素の働きに注目してみます。

 

 

酵素というのはタンパク質の一種です。

 

ということはタンパク質が足りていなければ酵素も出来ないし、酵素は一般的にはアポ酵素であるタンパク質と補酵素であるビタミン、ミネラルが組み合わさって出来ているため、ビタミン、ミネラルも必要量足りていなければいけません。

 

すなわちアポ酵素+補酵素で始めて酵素としての機能が発揮できるためには、タンパク質とビタミン、ミネラルが必要なわけです。

 

今回はその補酵素であるビタミンに注目してどのようなビタミンを摂取することにより加圧トレーニングにおける効果的な栄養摂取となるのかを考えてみます。

 

 

 

まず簡単にビタミンの知識のおさらいです。

 

ビタミンは脂溶性と水溶性に分けられ脂溶性はビタミンA.D.E.があり、水溶性はビタミンはB群、ビタミンCになります。

今回は代謝に最も関係する水溶性のビタミンを掘り下げてみます。

 

水溶性ビタミンはすべてアポ酵素であるタンパク質と共同して反応を起こす補酵素として働きます。

特に代謝に関係するのはビタミンB群であり、相互に作用しエネルギー産出に欠かせません。

ごくごく簡単に説明するとビタミンB1は糖質からエネルギーを産出し、B2は脂肪をエネルギーに変換し、B6はアミノ酸が身体の中で様々な形で活動す

るために必要となります。

 

ビタミンB群は腸内細菌でも生合成されますが、例えば抗生物質の長期服用など腸内環境の悪化によっては欠乏症も考えられます。

 

ビタミンB群の多い食品としてB1は豚肉、豆類、胚芽つきの穀物、卵黄、うなぎの蒲焼、B2はレバー、肉、魚介、乳製品、豆類、納豆、卵、B6はレバー、肉類、魚類、卵、牛乳、野菜、大豆、B12はレバー、魚介類、チーズ、肉、卵、ナイアシンは魚、肉、レバー、種実、パンテトン酸はレバー、肉、魚、卵、納豆、葉酸は緑黄色野菜、レバー、肉類、果物、豆類等に含まれています。

したがって、野菜ばかりを食べていてもビタミンB12が不足したりとバランスのよい食事が必要になります。

また、ダイエット中等において少々不規則な食事内容であればサプリメントでのビタミンB群摂取もお勧めできます。

多く採り過ぎても水溶性のため尿に排出されるので副作用の心配はありません。

 

サプリメントとして服用する場合は理想は数回に分けて摂取し、出来れば食後がおすすめです。

また、加圧トレーニング後に摂取するのもお勧めです。

 

 

昔からある単一の食品だけ摂取するダイエットですと、こうしたビタミンB群をまんべんなく摂取するのも難しくなるため、長期的に偏った食事になってしまい、ビタミン不足による体調不良も考えられます。

 

ダイエットにしろ筋肉量のUPにしてもビタミン摂取は重要になります。食品やまたはサプリメントで過不足なく摂取を心がけてください。

 

 

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