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細胞から考えた加圧トレーニング

2015.11.06

前回から引き続き、加圧トレーニングや栄養摂取の方法がどのような形で細胞レベルでの働きかけがあるのかを考えてみます。
今回はアンチエイジング的にもダイエット的にも関係が深い細胞内の物質であるミトコンドリアについてです。

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上記の図は以前からのミトコンドリアの図で現在は糸状の形であることがわかっています。(この形はミトコンドリアの断面図です。)

 

ミトコンドリアを知っている方も多いと思いますが、ちょっと詳しく書いていきます。

まず、ミトコンドリアとは人間が持つ約60兆個の細胞内にある小器官(オルガネラ)のひとつで、エネルギーを作り出す組織として重要なものとなります。
ひとつの細胞内に100個~3000個くらいあり、全部をまとめると体重に占める重量は10分の1にもなり50㌔の女性なら5㌔にもなります。

そのミトコンドリアは私たちが食物から取り入れた糖分や脂肪などの栄養素と、呼吸で取り入れた酸素を利用して、効率的にエネルギー源である「ATP」を作りだします。
このATPが人間の活動におけるすべてのエネルギーの源になります。

また、ミトコンドリアは老化により数が減ってきたり、機能自体も衰えたりしてきます。
そこで機能が衰えることによる大きな問題は活性酸素の増加で、新しい元気なミトコンドリアはATPを作り出す過程において少なからず活性酸素も作るのですが、古くなったミトコンドリアは効率が悪くなり、ATPを作り出すときに大量の活性酸素を作り出してしまいます。
活性酸素が増えるということは、すなわち老化や病気につながるわけです。

ダイエット(エネルギー代謝の向上)や運動能力の向上にはATPを大量に作り出すためミトコンドリアの数が増えた方が有利になるわけですが、それに伴い活性酸素が増えすぎるのも困ります。

では、どうしたら若々しいミトコンドリアを増やし、また質を良くしたりして活性酸素の産生を少なくし、エネルギー効率の良い細胞になるかというと、この分野の権威である日本ミトコンドリア学会理事長で日本医科大学大学院の太田成男教授によると

①マグロトレーニングをする。
②姿勢を保つ。
③寒さを感じる。
④空腹を感じる。

というよう言われております。

いずれの方法も体にエネルギーが足らないといったシグナルを与えることを目的としています。
この中で①マグロトレーニングがあまり聞きなれない言葉ですが、マグロは赤身肉なので赤色の筋肉すなわち赤筋を鍛えることが良いと勧めておられます。
有酸素運動やサーキットトレーニング、筋肉に負荷をかけるトレーニングも有効だということなので、筋肉内の細胞に様々なストレスを与える加圧トレーニングもミトコンドリアを増やすことになるかもしれません。
また、②の姿勢を保つというのも姿勢を保つための背筋や大腿の筋肉にミトコンドリアが多いことからということになります。
③における寒冷刺激というのも、寒さに対するエネルギー産生の必要性を感じることによりミトコンドリアが増える刺激となるようです。
寒中水泳や、サウナ後の水風呂刺激等も効果があるらしいです。
④の空腹を感じるというのが、前回のブログ内の「オートファジー」のことについても書きましたが、飢餓を感じることによりオートファジー効果が活発に活躍することになるからだと考えられます。

以上の事をうまく組み合わせることにより、良質なミトコンドリアが増えていくということになりそうです。(加圧トレーニングも含めて)

最近になりミトコンドリアについて、蛍光タンパク質の発見等により飛躍的にそのしくみや働きがわかってきたので、今後も次々と新しい発見があるかもしれません。
そして生理学的にみた細胞レベルの働きを正しく知ることが、アンチエイジングへの近道になるものだと思います。

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